むかし、日本武尊が春日井市を

通っていかれたちゅう話は

 

よー知られちょるが、

 

ほのときの話じゃはなも。

日本武尊が東国蝦夷を平定してからの帰り道、

 

婚約者である熱田の宮簀媛命に会うため、

 

うつつ峠を越えて

 

西尾までこられたときのことじゃはなも。

 

日本武尊がお休みになっちょると、

 

宮簀媛命の兄である建稲種命の

 

家来の久米の八腹が早馬でやってきて、

「副将軍の建稲種命が

 

駒河の海で亡くなられました。

 

海鳥を捕まえよとして船を海上に出されたが、

突風のため誤って海に落ち、溺死されました」

 

と知らせた。

日本武尊は建稲種命の不慮の死を

ひどう嘆き悲しみゃーてなも、

「あぁ、うつつかな、うつつかな」

と申されたはなも。

つまり、

命の死は夢かうつつかとの意味じゃはなも。

これがもとになって、

このあたりを「うつつ」と

 

呼ぶようになったそうじゃ。

 

日本武尊は、ほのまま馬を返して、

うつつの山奥に入り、

祭壇を設けて建稲種命の御霊を

お祭りされたちゅうことじゃ。

これが、今の内々(うつつ)神社じゃはなも。

〒480-0301  春日井市内津町24
  
☎0568-88-0553
(日曜、祝日のみ)

●駐車場有り(20台)

●トイレ有り